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日本JC誕生!!
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◆日本JC誕生!!
≪青年経営者
の使命感≫
日本における青年会議所運動は、一人の青年実業家の「ある挫折」に端を発した。それは、戦後まだ間もない昭和23年の夏のことであった。
いったい、日本はどうなるのか。戦争という貴重な代償を支払って獲得した民主政治を基盤とする自由主義体制 は、本当に定着するだろうか。あるいは、このまま急速に社会主義化への道を突っ走ってしまうのか。事態は全く混沌としていた。
そんなころ、28歳の青年経営者・三輪善雄は、これからどうやって自分の会社を守っていけばよいのか、ある日、彼は父が親しくしていた財界の大物の丸ノ内の事務所に訪ねてみた。悶々として日を過ごす、そういう自分の気持に飽きたらず、彼はこの時代の経営者としての進むべき道について先輩に教えを乞うたのである。ところが先輩の主体性を持たない言葉を聞き、大変なショックを感じた。
しかし、その時、青年の若い血は、そのままでは納まらなかった。ここでくじけてなるものか。それは、先輩に対する反感から発したものなのかもしれない。会社を再建し、祖国を救うものは、われわれ青年以外にはないのだ。自分たちの世代で何か団体をつくろう。三輪は、そう心に決めたのであった。